法律を理解しよう!賃貸住まいの人の権利と義務

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買い換え詐欺にご注意

集合住宅を利用する場合に注意したいのは住民トラブルです。
特に賃貸住宅を退却する際に大家さんとの金銭トラブルや原状回復に関するトラブルに巻き込まれやすいので、きちんと最初に必要な事は臆する事無く質問して、すっきりとした気持ちで借りたいですよね。
さらに注意しなければならないことがあります。
それは「買い換え詐欺」の横行です。
大半は未公開株や社債、ファンド、権利取引といった金融商品での悪質業者からの勧誘が多いのですが、実は不動産の買い換え詐欺も起きています。
買い換えと言うより、解約詐欺と言った方が正確かもしれません。
詐欺の決まり文句である「社会貢献です」とか「好条件での物件売り出し中です」とか、いかにもうまそうな事を一方的にしゃべりまくって、家と土地を購入させておいて、実際は粗悪だったというものから、1度契約だけさせておいて、購入資金を支払ったとたんに、いきなり解約され、お金も戻ってこない、もちろん、売り主はどこぞへと姿をくらまして見つからないといった、悪質なものまでいろいろです。
消費センターには、賃貸住宅のオーナーにも悪意と取れる業者とのトラブルによる相談も多く寄せられています。
実際にあったトラブルですが、通常礼金と敷金は、部屋をきれいに利用していれば、使う事もないので返金されるのが普通です。
金額は敷金だけで家賃の2〜3ヶ月分を前払いで支払うのが常識ですから、金額にすればけっこうな高額ですよね。
子どもがいないので、夫婦2人暮らし、かなり気をつけて住んでいたので、ほとんど敷金が使用される部分は少ないと見込んでいたのに、その敷金が返金されませんでした。
内訳を見せてもらったら、クロスの張り替え程度で、さほどの経費はかかっていないと思われるところに、信じられない金額が支払われていて、納得できないといったケースでした。
詐欺というよりも意識の違いかもしれません。
ユーザーは、後になって半額は返金されたので、まだ良い方でしょう。
しかし分譲賃貸を契約して、お金も支払ったものの、いきなり予期しない解約を一方的に突きつけられ、返金もされないといったトラブルも発生していますから、物件選びは慎重にした方が無難です。
最低最初の説明くらいはちゃんと受けておくべきです。
今回、管理業務者登録制度の制定で、こうしたトラブルが少しでも減ってくれる事を願うばかりです。
逆に借り主にマナーの悪さが目立つケースも見受けられるので、業者ばかりを悪者扱いするのもどうかと思います。
借りる人も貸す人もお互いに気持ちの良い取引ができるといいですね。
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